交流戦3連勝の右腕と3連敗の左腕。リーグ再開初戦、最初に笑うのはどちらか

パ・リーグ インサイト

2018.6.22(金) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)PLM

6月22日、楽天生命パークで、楽天と北海道日本ハムのカード初戦が行われる。北海道日本ハムは10勝8敗で交流戦を勝ち越したが、楽天はパ・リーグで唯一の負け越しとなる6勝12敗で12球団最下位に終わった。対照的な形でリーグ戦の再開を迎える両チーム。新監督代行の手腕にも注目が集まる22日の試合の見どころを確認していきたい。

【今季対戦成績】
楽天→3勝5敗、北海道日本ハム→5勝3敗

【楽天】辛島投手 11試合、3勝6敗 62.1回、54奪三振、24失点 防御率3.18
【北海道日本ハム】マルティネス投手 11試合、7勝4敗 78.2回、41奪三振、27失点 防御率2.75

楽天の先発は辛島投手。今季は不振に苦しむチームにあって安定感のある投球を見せ、先発陣を支える存在のひとりとなっていたが、交流戦では3試合に登板して3連敗と苦しい結果となった。心機一転、悪い流れを断ち切って自身の連敗を止めたいところだ。

打線では、2年目の田中選手が交流戦期間中に打率.314を記録し気を吐いた。6月19日の横浜DeNA戦では1試合4安打の大暴れでシーズン打率も再び3割に乗せるなど、一躍ブレイクを果たしている俊足強肩の23歳。田中選手はリーグ戦再開後もこれまでと同様、チームをけん引する活躍を見せてくれるだろうか。

対する北海道日本ハムの先発はマルティネス投手だ。自身初体験となる交流戦でも、3試合に登板して3連勝。楽天とはこれが初対戦となるが、これまで同様に相手打線を抑え込み、ハーラートップタイとなる8勝目を狙っていきたいところだ。

野手陣では近藤選手に注目だ。交流戦ではチームトップの打率.393という数字を残しただけでなく6本塁打を放って長打力もアピールした。稀代の好打者は、リーグ再開初戦からその打率をさらに上昇させていくことができるだろうか。

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