5月10日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天対オリックス第7回戦は、8対2でオリックスが快勝した。
オリックスは2回表、宗佑磨選手と頓宮裕真選手が連打でチャンスを作ると、若月健矢選手と宜保翔選手の連続長短打で2点先制。なおも1死1、3塁から福田周平選手の適時打で3点目を挙げた。
続く3回表は2死満塁から相手の失策の間に2者生還し、さらに茶野篤政選手が適時打。3回で10安打を放ち試合の主導権を握ると、7回表にはゴンザレス選手が「集中してしっかり捉えることができて、よかったよ!」と2試合連発となる6号ソロが飛び出す。そして9回表、1死満塁から代打・紅林弘太郎選手の適時打で締めくくった。
右足部骨挫傷のため抹消となった森友哉選手の穴をカバーするように、オリックス打線は先発全員安打の16安打を記録。頓宮選手が3安打、茶野選手とゴンザレス選手が2安打1打点と活躍した。
援護をもらった先発・田嶋大樹投手は得意の相手に危なげない投球を披露。完封をかけて9回裏のマウンドに上がるも、1死から浅村栄斗選手に一発を浴びて完投はならず。8.1回を被安打6、奪三振7、無四球の2失点の好投で今季4勝目を挙げた。また、対東北楽天戦は2021年9月16日から自身10連勝となった。
東北楽天は岸孝之投手が3回途中にベンチへ異変を訴えて緊急降板。あとを受けた西口直人投手もオリックス打線を食い止められず。打線は9回裏に浅村選手の5号2ランで意地を見せた。
123456789 計
オ 033000101 8
楽 000000002 2
オ ○田嶋大樹-吉田凌
楽 ●岸孝之-西口直人-高田孝一-宋家豪-鈴木翔天-安樂智大
文・菊地綾子
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