6月19日、雨の甲子園球場で行われた阪神と千葉ロッテの交流戦最終戦は、電光石火の先制撃を見せた千葉ロッテが最後までリードを守り切り、3対1で阪神に勝利。チームは3連勝で待望の貯金「1」を手にし、先発の石川投手はリーグトップタイの8勝目をマークした。
初回、千葉ロッテ打線は阪神の先発・メッセンジャー投手を攻め立てる。1死2塁から3番・中村選手が2球目の直球をセンターにはじき返す先制適時二塁打。4番・角中選手も適時打で続き、千葉ロッテが初回から2点の先制に成功した。
2回表にも、荻野貴選手の適時打で追加点を挙げた千葉ロッテ。先発の石川投手は4回裏に1点を失うものの、打たせて取るスタイルでアウトを積み重ねていく。最終的には5回5安打1失点でマウンドを降り、その後を受けた中継ぎ陣も無失点リレーをつないだ。
千葉ロッテ打線は、3回以降立ち直ったメッセンジャー投手を相手になかなか追加点を挙げられないが、4人の中継ぎ陣が阪神打線の反撃を許さず。最終回は守護神・内投手が3者凡退で締めて試合終了。阪神と千葉ロッテの交流戦最終戦は、そのまま3対1で千葉ロッテが勝利した。阪神とのカードの勝ち越しを決め、チームは待望の貯金「1」を手にした。
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