4月30日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第5回戦は、4対3でオリックスが勝利。千葉ロッテと並ぶリーグ首位に浮上した。
オリックスの先発は山岡泰輔投手。3回表1死1、3塁から友杉篤輝選手の犠飛で1点を失うも、それ以外は走者を背負いながらも得点は許さず。6回87球3安打1死球8奪三振1失点の好投でマウンドを降りた。
打線は1回裏、茶野篤政選手の安打などで1死2塁の好機をつくると、中川圭太選手の適時打で1点を先制する。6回裏には、宗佑磨選手の安打で無死1、3塁から、中川圭選手、頓宮裕真選手に適時打が生まれ、3対1で試合は終盤へ。
しかし7回表にコットン投手がポランコ選手の適時打で1失点。8回表には吉田凌投手が1死2、3塁から井上晴哉選手の犠飛で同点に追い付かれた。以降は9回表から2イニングを山崎颯一郎投手、11回表を小木田敦也投手が無失点でつなぐ。
迎えた11回裏、2死から紅林弘太郎選手の二塁打で好機をつくると、若月健矢選手が適時打を放ち、4対3で試合終了。今季初のサヨナラ勝利となった。中川圭選手が4安打をマーク、6番手・小木田敦也投手はプロ初勝利を手にしている。
一方敗れた千葉ロッテは、先発・種市投手が6回97球7安打7奪三振無四死球3失点(自責点1)の力投。リリーフ陣も踏ん張ったが、打線にあと一本が出ず、開幕カード以来の連敗を喫した。
1234567891011 計
ロ 00100011000 3
オ 10000200001X4
ロ 種市篤暉-西村天裕-ペルドモ-澤村拓一-益田直也-●小野郁
オ 山岡泰輔-コットン-曽谷龍平-吉田凌-山崎颯一郎-○小木田敦也
文・山本理絵
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