4月23日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第6回戦は、4対3で東北楽天が勝利。開幕カード以来のカード勝ち越しを果たした。

　今季初勝利を狙う先発・岸孝之投手は1回表、先頭の松本剛選手に1号ソロを浴びる。4回表には江越大賀選手の犠飛でさらに1点を失うも、後続は打ち取り、5回94球4安打3四球4奪三振2失点で降板した。

　打線は1点を追う2回裏、1死1、2塁から炭谷銀仁朗選手の適時打、小深田大翔選手のスクイズ、島内宏明選手の適時打で3点を奪い、逆転に成功。しかし7回表、鈴木翔天投手がアルカンタラ選手の適時二塁打で同点に追い付かれると、試合はそのまま延長戦へ。

　10回表は回跨ぎの松井裕樹投手、11回表は内星龍選手が無失点でつなぐ。すると11回裏、先頭の代打・鈴木大地選手の安打などで1死1、2塁から、辰己涼介選手が適時二塁打を放ち、試合終了。サヨナラ勝利を収めた。

　一方敗れた北海道日本ハムは、先発・上原健太投手が2.0回5安打2四球3失点。その後はリリーフ陣が無失点でつなぐも、7番手の玉井大翔投手が踏ん張り切れなかった。打線では松本選手が2安打、清水優心選手が3安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９1011　計
日 １００１００１００００　３
楽 ０３００００００００１Ｘ４

日 上原健太-メネズ-河野竜生-池田隆英-ロドリゲス-田中正義-●玉井大翔
楽 岸孝之-宮森智志-鈴木翔天-伊藤茉央-西口直人-松井裕樹-○内星龍

文・杉森早翔

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