相手の広島打線は「バッティング自体がうまい」
福岡ソフトバンクの中田賢一が、自身のプロ通算100勝目をかけて広島戦に先発する。今季の交流戦ではすでに2勝を挙げるなど好調を維持。ホームのマウンドで節目の白星を狙いに行く。
中田はここまで4勝2敗。交流戦に入って5月31日の阪神戦、6月10日の古巣・中日戦で連勝している。中日時代から積み上げた白星は99個。節目となるプロ通算100勝目をかけて広島打線に挑む。
中田は100勝について「特に意識はしてないですよ」と、いつもと変わらぬ準備を整えてマウンドに上がるつもりだ。広島打線に「クリーンアップには一発もあるし、バッティング自体がうまい。2ストライクからも工夫してうまく打ってくるので、しっかりとした意識をもって投げないといけない」と警戒を強める。
「(中日時代に)対戦している打者も多いので、いろいろなボールを使って、しつこく攻めるべきところはしつこくいきたい」と語る右腕。自らの100勝目は、チームの交流戦3度目の同一カード3連勝にも直結する。地元・福岡で記念すべきウイニングボールを手にできるように、中田は初回から全力でセ界の首位に立ち向かう。
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