4月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第2回戦は、7対2でオリックスが勝利した。

　オリックスは初回、先頭の茶野篤政選手が四球で出塁すると、続く太田椋選手に1号2ランが飛び出し、2点を先制。なおも2死から杉本裕太郎選手の2試合連続となる4号ソロで1点、4回表にも敵失策の間に1点を追加した。

　一方の先発・田嶋大樹投手は、力強い速球と変化球を主体とした投球で相手打線を淡々と打ち取る。しかし7回裏、1死1、2塁とピンチを迎えたところで降板。後を受けた宇田川優希投手は、制球に苦しみながらも1失点でしのぐ。

　8回表には1死満塁から、大城滉二選手の2点適時打、茶野選手の適時打で3点を追加。以降は8回裏をワゲスパック投手、9回裏を平野佳寿投手とつなぎ、7対2で試合は終了した。

　 勝利したオリックスは、田嶋投手が6.1回5安打1四球4奪三振1失点で今季初勝利をマーク。打線では、太田選手が先制弾を含む3安打2打点、杉本選手、宗佑磨選手は2安打を記録した。

　一方敗れた東北楽天は、先発の早川隆久投手が5回8安打1四球5奪三振4失点（自責点3）。打線は9回裏に久々の適時打が生まれたが、8安打2得点と今試合も援護できなかった。
　
　 １２３４５６７８９ 計
オ ３００１０００３０ ７
楽 ００００００１０１ ２

オ ○田嶋大樹-宇田川優希-ワゲスパック-平野佳寿
楽 ●早川隆久-鈴木翔天-宮森智志-西垣雅矢-弓削隼人-伊藤茉央

文・村井幸太郎

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