4月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第3回戦は、7対2でオリックスが勝利。連敗を「3」で止めた。
オリックスの先発・山本由伸投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回に初安打を許すも、3回以降は落ち着いた投球で相手打線を寄せ付けなかった。6回85球2安打2四球6奪三振無失点の内容で降板し、リリーフ陣に後を託す。
一方の打線は3回裏に先頭が四球で出塁し、1死2塁から森友哉選手の適時二塁打で先制に成功。なおも四球などで2死2、3塁とすると、杉本裕太郎選手の2号3ランで4対0と点差を広げる。
7回表から阿部翔太投手が登板したが、2安打と死球で満塁のピンチを背負い、押し出し四球で1失点。この場面で代わった宇田川優希投手が見事な火消しでこの回を切り抜ける。宇田川投手は8回表に1失点もリードを渡さず。8回裏に頓宮裕真選手の走者一掃の適時二塁打で3点を追加し、9回表を山崎颯一郎投手が無失点で締めた。
勝利したオリックスは、杉本裕太郎選手が3安打1本塁打3打点、西野真弘選手、森友哉選手、宜保翔選手が2安打の活躍だった。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の高橋礼投手が2.1回4安打3四球3失点と誤算。連勝は「5」でストップした。
123456789 計
ソ 000000110 2
オ 00400003X 7
ソ ●高橋礼-板東湧梧-田浦文丸-大津亮介-嘉弥真新也
オ ○山本由伸-阿部翔太-宇田川優希-山崎颯一郎
文・谷島弘紀
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