6月16日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと東京ヤクルトによる3連戦の2戦目。15日の試合では、終盤に7得点の猛攻を仕掛けた北海道日本ハムが交流戦優勝への望みをつなぐ勝利を挙げた。11年ぶりとなるタイトル獲得へ向けて一つも落とせない試合が続く中で、まずは16日の試合の見どころをおさらいしておこう。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝0敗、東京ヤクルト→0勝1敗
【北海道日本ハム】村田投手 8試合、3勝1敗 40回、25奪三振、16失点 防御率3.38
【東京ヤクルト】山中投手 5試合、0勝0敗 13回、8奪三振、9失点 防御率6.23
北海道日本ハムの先発マウンドには村田投手が上がる予定だ。前回登板となった9日の横浜DeNA戦では、5回途中3失点で白星こそ得られなかったものの、ここ4試合はいずれも自責点2以内と安定。完封などの派手さはないが、試合を作る能力には長けており、これまでの豊富な経験により為せる業なのだろう。15日の試合では交流戦首位の燕打線との対戦となるが、同様の投球を見せてほしい。
打線は依然好調で、上位から下位まで満遍なく安打が出ている印象。14日の試合でも4番・中田選手と9番・中島卓選手らに適時打が生まれているように、この3連勝は打線による貢献度が大きい。交流戦優勝へ向けた重要な一戦で、勝負強さを発揮できるか。
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