打線沈黙で完封負け。藤浪晋太郎に復活勝利を献上し、楽天はカード初戦を落とす

パ・リーグ インサイト

2018.6.15(金) 21:54

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)PLM

6月15日、楽天生命パークで行われた楽天と阪神のカード初戦。楽天は先発の辛島投手が6回途中2安打2失点と粘るも、痛恨の決勝弾を浴びて0対4で敗戦。打線も阪神投手陣の前に抑え込まれて反撃ならず、完封負けを喫した。

試合は中盤まで、楽天・辛島投手と阪神・藤浪投手による息詰まる投手戦だった。辛島投手は制球に苦しみながらも、5回まで阪神打線を1安打無得点に抑える。一方楽天打線は、走者こそ出すものの、藤浪投手を攻略できず。試合は0対0のまま、静かな展開が続いた。

6回表、中谷選手から一発を浴びて2点を先制されてしまった辛島投手。6回途中2失点で走者を残して降板し、「四球が多かったですね。ホームランは逆球でした。勿体無いですね」とコメントした。その後、7回表に2番手の久保投手が1点を失い、スコアは0対3に。

3点ビハインドでまだ諦めたくはない楽天打線だったが、7回の満塁のチャンスを生かせず。8回は能見投手に抑えられ、その裏に1点を失い、そのまま0対4で完封負けを喫した。

楽天と阪神のカード初戦は投手戦の様相を呈したが、若虎に決勝弾が出た阪神に軍配。楽天は打線がつながりを欠き、連勝を飾ることはできなかった。

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