大谷翔平の負傷に新情報、米メディア「靭帯損傷は新しくできたもの」
右肘内側側副靱帯に2度の損傷を負い、10日間の故障者リスト(DL)に入ったエンゼルス大谷翔平投手の負傷について米国で新情報が伝えられた。
大谷は8日(日本時間9日)にDL入り。その後、米国内では手術の必要性も報じられたが、ビリー・エプラーGMは「医師からトミー・ジョン手術を受けた方がいいという意見はもらっていない」と話し、今後はノースロー調整とトレーニングを重ねながら3週間後に再度、状態を確認する方針を示していた。
そんな二刀流右腕について米国の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏が14日(日本時間15日)、新たな情報をレポート。米メディア「FRSスポーツネットワーク」で「オオタニの内側側副靭帯の損傷は新しくできたものである、と情報筋が伝えている」との記事を伝えた。
ヘイマン記者は「グレード2の内側側副靭帯の損傷は(今回)新たにできたものであり、彼がエンゼルスに入団を決断した際に報じられたグレード1の損傷とは無関係のものであると、情報筋は伝えている」とレポートする一方、「エンゼルスのビリー・エプラーGMは、今回の損傷が新しくできたものなどかどうかを含め、まだ公に発表していない診断結果に関するあらゆる情報について語ることを拒否した」と伝えている。
現地メディアは昨年12月、大谷が右肘の靭帯の損傷により、PRP(Platelet Rich Plasma)注射を施していたことを報道。その際、エプラーGMはあくまで予防的な措置で大きな問題はないとの見解を示していた。
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