鷹・上林誠知が孤軍奮闘 8号ソロで交流戦の本塁打&打点チームトップ「狙った球は振る」

Full-Count 藤浦一都

2018.6.15(金) 14:25

福岡ソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】
福岡ソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】

6回に巨人鍬原から1点差に迫るソロ本塁打

福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が、1人気を吐いた。14日、ヤフオクドームでの巨人戦。6回裏に1点差に迫る8号ソロを放つなど、チーム唯一のマルチ安打とし孤軍奮闘した。

力感はなくともリストを効かせた上林らしい一発だった。2点差とされた直後の6回裏2死走者なしの場面で、巨人の先発・鍬原拓也の低めの変化球をうまくすくい上げた。「それまでチェンジアップが多かったので」と緩い球にしっかりと狙いを定め「打ったのはフォーク。うまくとらえられました」と狙い通りに右翼スタンドに運んだ。

「狙った球は振るようにしています。空振りもありますが、打ちにいく姿勢が大事だと思います」と上林。この日は自主トレの師匠でもある内川聖一が実戦復帰の2軍戦で本塁打を含むマルチ安打を記録した。試合前の練習中にその情報を伝え聞くと「打ちましたね」と少し控えめに喜んでいたが、内川の復帰弾が大きな刺激になっていたのかもしれない。これで交流戦の本塁打数も、打点もチームトップに。残る広島との3連戦でも大暴れを期待したい。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 藤浦一都

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE