6月14日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと横浜DeNAのカード最終戦。13日の試合では有吉投手の好投と3人揃って適時打を放ったクリーンアップの活躍によって千葉ロッテが快勝を収め、カード勝ち越しを決めると同時に、勝率を5割へと戻している。今季の交流戦で初となる同一カード3連勝と久々の貯金生活がかかった一戦となる、14日の試合の見どころを確認していきたい。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝0敗、横浜DeNA→0勝2敗
【千葉ロッテ】渡邉投手 4試合、0勝1敗 20回、9奪三振、13失点 防御率4.50
【横浜DeNA】平良投手 2試合、1勝1敗 10回、8奪三振、5失点 防御率3.60
千葉ロッテの先発は渡邉投手。7日の中日戦では5回4失点(自責点3)という投球で勝ち投手の権利を得たままマウンドを降りたが、後続の投手がリードを守りきれずにプロ初勝利はお預けとなっている。序盤に6点の援護を受けながら苦しい投球となってしまった前回登板の経験を糧に、5度目の先発となるこの試合で念願のプロ初勝利をつかみ取ることができるだろうか。
打線では角中選手に注目だ。13日の試合でも勝ち越しの適時打を放って10試合連続安打を継続した巧打者は、6月に入ってから全ての試合で安打を放つほど絶好調だ。2度の首位打者に輝いた打撃技術を存分に発揮している「つなぎの4番」は、14日の試合でも好調ぶりを示す2つの連続記録を続けることができるだろうか。
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