強打でセ首位を圧倒し、逆転勝利で連勝を飾る

パ・リーグ インサイト

2018.6.13(水) 21:56

オリックス・バファローズ ロメロ選手(C)PLM
オリックス・バファローズ ロメロ選手(C)PLM

京セラドーム大阪で行われた、オリックスと広島のカード2戦目。打線が爆発したオリックスが計12得点を奪う猛攻を見せ、セ・リーグの首位を相手に2連勝でカード勝ち越しを決めた。

オリックスの先発・山岡投手は初回に広島の4番・鈴木選手に3ランを浴びていきなり3点を先制されるが、2回裏にT-岡田選手がお返しとばかりに右翼席に3ランを叩き込み、試合を振り出しに戻してみせる。

同点に追い付いてもらった山岡投手だったが、4回表に2点適時打を浴びて再び勝ち越しを許してしまう。しかし、打線も直後の4回裏に吉田正選手がソロ本塁打を放ち、すぐさま1点差に詰め寄る。そして、続く5回裏に大城選手、ロメロ選手、吉田正選手、西野選手と4者連続で適時打を放つ猛攻を見せ、あっという間に3点のリードを奪った。

6回には小田選手に一発が飛び出してリードを4点に広げ、7回裏にはT-岡田選手のこの日2本目となる3ランで3点を加え、大量12得点を奪った。投手陣は4回でマウンドを降りた山岡投手の後を受けた近藤投手、吉田一投手、黒木投手がそれぞれ無失点でバトンをつなぎ、9回は今季初登板となった岸田投手が反撃を封じ、12対5でオリックスが快勝した。

先発の山岡投手は4回5失点と打ち込まれて試合を作れなかったが、火がつきかけた広島打線を無失点に抑え込んだ救援陣の好投が大勝を呼び込む形となった。野手陣は中盤以降も攻撃の手を緩めることなく猛攻を続け、12安打12得点と打線が爆発。好調さを感じさせる戦いぶりで連勝を飾り、セ・リーグの首位を相手に3戦目を待たずしてカード勝ち越しを決める形となった。

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