松坂大輔以来の快挙。埼玉西武・今井達也が6回1失点で初登板初勝利。

パ・リーグ インサイト

2018.6.13(水) 21:43

埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)PLM

6月13日、メットライフドームで行われた埼玉西武と東京ヤクルトの一戦は、7対4で埼玉西武が勝利し、高卒2年目の今井投手がプロ初登板・初先発で記念すべき初勝利を手にした。

初回から今井投手はエンジン全開だった。しなやかなフォームから投じる最速152キロの直球で東京ヤクルト打線を圧倒し、2イニングス連続で3者凡退に抑える好投を披露する。

3回表には内野安打で先制を許し、続く4回表にも2死2,3塁のピンチを背負うが、ここで東京ヤクルトの8番・井野選手をしっかり三振に打ち取り、追加点を許さない。

そして4回裏、外崎選手とメヒア選手の2者連続本塁打でチームが逆転に成功すると、5回、6回をわずか1安打に抑えて、6回112球、5安打6奪三振2四球1失点という内容で、勝ち投手の権利を持って降板。その後は埼玉西武打線も奮起し、東京ヤクルトの反撃に遭いながらも逃げ切り。7対4で試合を制し、若獅子の手にウイニングボールが渡った。

高卒ドラフト1位の投手がプロ初登板・初先発で初勝利を挙げるのは、中日・松坂投手以来の快挙だ。投手陣に不安を残す埼玉西武。10年ぶりの優勝に向けて、頼もしい戦力が加わった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE