2月15日、糸満市西崎総合運動公園で行われた千葉ロッテと東京ヤクルトの練習試合は、6対4で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の佐々木朗希投手は、初回を3者連続三振に切る圧巻の立ち上がりを披露する。2回表には安打と盗塁で得点圏に走者を背負うも、後続を落ち着いて打ち取り無失点。2回29球1安打無四球5奪三振無失点の内容で降板し、順調な調整ぶりを見せた。
一方の打線は初回、1死から中村奨吾選手が安打で出塁。1塁に走者を置くと、3番・山口航輝選手が左中間最深部にたたき込む2ラン本塁打を放ち、先制に成功する。さらに3回裏、再び1死1塁で山口選手に打席が回ると、初球をフルスイング。打球はぐんぐん伸び、2打席連続の本塁打となった。4回裏には池田来翔選手にも2ランが飛び出し、投手陣を援護する。
投手陣は、3回表を坂本光士郎投手が無失点、4回表から2イニングを二木康太投手が1失点、6回表をルーキーの高野脩汰投手が1失点でつなぐ。7回表から東妻勇輔投手が登板し2点差まで詰め寄られるも、最終9回表を横山陸人投手が締めた。
勝利した千葉ロッテは一発攻勢で、東京ヤクルト投手陣を攻略した。山口選手が2本塁打4打点、池田選手が2安打1本塁打2打点の活躍で打線をけん引。投げては、先発した佐々木朗投手が2回無失点、2番手の坂本投手が1回2奪三振無失点の好投を披露した。
123456789 計
ヤ 000101020 4
ロ 20220000X 6
ヤ 高梨裕稔-高橋奎二-小澤怜史-木澤尚文
ロ 佐々木朗希-坂本光士郎-二木康太-高野脩汰-東妻勇輔-横山陸人
文・谷島弘紀
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