埼玉西武でも台湾代表でもリリーフとして期待されていた
今オフ、オリックスから埼玉西武に移籍した張奕投手が、台湾代表として選出されていた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を辞退することが明らかになった。台湾メディア「自由時報」などが伝えている。
埼玉西武も3日、6日からのキャンプで張奕を2軍にあたるB班に配置換えすると発表していた。張奕は同日、フェイスブックでメッセージを発表。右肩に炎症がみつかり、話し合いの結果WBCへの出場を辞退するとしている。さらに「とても悔しい」とつづった。
昨季はオリックスで15試合に投げ防御率2.36。オフにはFA移籍した森友哉の補償選手として埼玉西武に移籍し、リリーフ陣の一角として期待されていた。それは台湾代表でも同様で、自由時報は「突然の怪我による辞退は、台湾の投手力に大きな打撃を与える」と報じている。張奕は「台湾代表の10番目の選手として、ファンの皆さんと一緒に台湾チームが東京での準々決勝に進むことを願っています」とし、台湾の善戦を願った。
(Full-Count編集部)
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