【試合戦評】14安打、11得点。投打がかみ合ったオリックスが2014年以来の6連勝

パ・リーグ インサイト

2017.4.11(火) 00:00

5連勝中と勢いに乗るオリックスと、現在連敗中、チーム打率が1割台と低迷する千葉ロッテの今季初顔合わせとなる一戦。オープン戦はともに好調だった両軍による対決は、序盤から大量点が入り、激しい動きを見せる試合展開となった。

初回、オリックス打線がいきなり千葉ロッテ先発・石川投手を捉える。2番・駿太選手、3番・安達選手、4番・ロメロ選手の3連打で1死満塁の好機を作ると、5番・小谷野選手が2球目の甘い直球を捉え、三遊間を抜ける2点適時打。オリックスが5試合連続となる先制点を挙げる。

さらにオリックスは3回裏、石川投手の失策と四球で1死1,2塁の場面を作る。続く、6番・T-岡田選手が低めの変化球をうまく打ち返し、中堅手の前に落ちる適時打を放つ。さらに、7番・中島選手は内角の直球に詰まりながらも、遊撃手の頭上を越える適時打。続く大城選手も安打で出塁し、1死満塁とすると、9番・若月選手が今季初安打となる適時打を放ち、5点差に広げる。

4回裏には、この回からマウンドに上がった2番手の東條投手を叩く。2四球などで2死1,2塁とすると、中島選手が左翼手の頭上を越える2打席連続の適時打、大城選手にも2点適時二塁打が飛び出し、前半の4回までに8対0と大量リードを奪う。

7回表に千葉ロッテのダフィー選手に適時打を浴び、失点を許したが、ディクソン投手は危なげない投球で8回106球、被安打6、1失点。先発としての役目を十分に果たし、チームに勝利をもたらした。

8回裏にも3点を加えたオリックスが11対1と2桁得点を奪い、圧勝。2014年以来となる3年ぶりの6連勝を飾った。敗れた千葉ロッテは開幕から4カード連続でカード初戦を落とす結果となった。

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