2回無死で松田、明石の連続エラーから4点を奪われて大敗
■巨人 8-2 福岡ソフトバンク(12日・ヤフオクドーム)
12日にヤフオクドームで行われた巨人戦。2回、大量点のきっかけとなる連続失策を犯した1人が明石健志内野手だった。阿部慎之助の打球を一、二塁間の深い位置で捕りながらも、送球に移る際にお手玉。内野安打かと思われたが、判定はエラーとなって松田宣浩とともに4失点のきっかけを作った。試合後は微妙な判定を不服とすることなく、自らのプレーを猛省した。
完全なヒットコースの打球に追いつきながらもボールが手につかなかった。スコアボードには「E」のランプ。明石は「捕って普通に投げていれば、いいタイミングだったと思う」と、そのシーンを振り返り、取り囲んだ記者たちから「(エラーは)厳しい判定だった」と問われても「判定がどうのではなく、できることをしていかなないと」と言い訳はしなかった。
巨人の先発・山口俊について「球の勢いもあったし、いいところに来ていた」としながらも、5回には三遊間を抜くクリーンヒット。8回にも内野安打を放ってマルチヒットを記録するなど、自らのエラーを取り返そうと懸命にバットを振った。最後の打席は、いい当たりを放ちながらも右翼手の正面を突き、この日の最後の打者となった。
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