ベテラン・攝津正が苦しむチームを救うか。打線は中村晃のチャンスメークに期待

パ・リーグ インサイト

2018.6.13(水) 09:35

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM

6月12日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと巨人のカード2戦目。12日の初戦では試合序盤に大量リードを許し、攻守に精彩を欠いた福岡ソフトバンクが巨人に大敗を喫した。3カード連続の負け越しとBクラス転落は何としても避けたいだけに、13日の試合は重要なものとなる。ここでは両チームの注目選手を挙げていこう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝1敗、巨人→1勝0敗

【福岡ソフトバンク】攝津投手 2試合、1勝1敗 8回、7奪三振、5失点 防御率4.50
【巨人】今村投手 1試合、1勝0敗 6回、4奪三振、0失点 防御率0.00

福岡ソフトバンクは攝津投手が今季3度目のマウンドに上がる。6月5日の前回登板では、3回5失点(自責4)と、快進撃を続けていた東京ヤクルト打線につかまった。今季初勝利を挙げた5月22日の試合では、代名詞・シンカーが要所で完璧に制球されていただけに、再び信頼を取り戻すためにも、13日の試合ではこの球の完成度が大きなカギを握るだろう。

福岡ソフトバンク打線では、中村晃選手に注目。12日は9安打2得点に終わるなどつながりを欠いた打線の中で2安打と気を吐いた。相対する今村投手は左腕だが、中村晃選手の一打は中軸への相乗効果ももたらすはずだ。「王者・福岡ソフトバンク」の威厳を取り戻すため、その打棒にかかる期待は大きい。

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