「交流戦天王山」第1ラウンドは東京ヤクルトに軍配。最強の盾を前に獅子打線が沈黙

パ・リーグ インサイト

2018.6.12(火) 20:47

埼玉西武ライオンズ(C)PLM
埼玉西武ライオンズ(C)PLM

県営大宮球場で行われた交流戦2位・埼玉西武と、交流戦1位・東京ヤクルトのカード初戦。同球場で今季初勝利といきたい埼玉西武だったが、東京ヤクルト投手陣を攻略できず、1対3で惜敗を喫した。

埼玉西武の先発・カスティーヨ投手は、3回表に2死球でピンチを招き、2点の先制を許す。その後も制球が定まらず、4回表には1死2塁から中村選手への危険球で退場となってしまった。小石投手がその後を受けて緊急登板するが、山田選手に適時打を浴び、0対3と東京ヤクルトがリードを握った状態で、試合は後半戦に突入した。

3点を追う6回裏、東京ヤクルト・石川投手の前に無得点に終わっていた埼玉西武打線が反撃。先頭の金子侑選手がこの試合初の長打となる二塁打で出塁すると、続く秋山選手の内野ゴロの間に進塁。2番・源田選手の犠飛で本塁に生還し、1点を返した。

しかし、その後は東京ヤクルト救援陣の前に追加点を挙げられず。最終回も守護神・石山投手に無得点に抑え込まれ、埼玉西武と東京ヤクルトの交流戦初戦は1対3で埼玉西武が敗戦した。

埼玉西武は2点差と僅差で東京ヤクルトを追いかけたものの、序盤に失った3点が重く圧しかかり、巻き返しが叶わず。「交流戦天王山」の初戦は、堅守を誇る東京ヤクルトに軍配が上がった。

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