北海道日本ハム斎藤佑樹、大炎上 また四球連発4回7失点KO「調子どうこうではなく…」

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2018.6.12(火) 19:56

北海道日本ハム・斎藤佑樹【写真:石川加奈子】
北海道日本ハム・斎藤佑樹【写真:石川加奈子】

今季2度目の先発マウンドに上がったが、四球で苦しむ投球は変わらず

北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が、7失点の大炎上で4回KOを食らった。12日、本拠地・札幌ドームで行われた阪神戦で今季2度目の先発マウンドに上がった右腕。2回に先制点を奪われると、四球連発でピンチの連続となり、結局4回7失点でノックアウトに。今季初白星をまたしても逃すことになった。

注目の立ち上がり、初回は無失点に封じた斎藤。続く2回1死から中谷に左前安打を許すと、2死から陽川にも左前安打。さらに鶴岡のパスボールで二、三塁とされると、梅野の遊撃へのゴロが適時内野安打となり、先制点を許した。やや不運な形で1点を失った右腕だったが、最後は植田を空振り三振に斬り、最少失点で凌いだ。

3回には先頭の糸原に四球、高山に右前安打を許し、糸井にはこの日3つ目の四球を与えて1死満塁に。ここで中谷に左犠飛を浴びて2点目を献上。鳥谷にも四球を与えて再び満塁とされたが、陽川を三ゴロに打ち取り何とか1点でこの回を終えた。

4回、再び先頭の梅野に四球を与えると、植田の投前のバントが内野安打に。糸原の犠打で1死二、三塁とされると、高山に右中間への1号3ランを被弾。直前に右翼線への打球がファール判定に。リクエストによるリプレー検証の末、判定通りファールとなったが、その打ち直しのボールで痛恨の一発をスタンドに放り込まれた。さらに糸井に右前安打を許すと、中谷にも左翼ポール際スタンドへの2ラン。一挙に5点を失い、この回限りでマウンドを降りた。

今季2試合目の先発となった斎藤。今季初先発となった4月7日の千葉ロッテ戦では相手打線を無安打に抑えながら、6四球2死球と制球を乱して1失点で4回途中でノックアウトされていた。この日も4回8安打2本塁打6四球7失点の大炎上。4イニングのうち、3イニングで先頭打者を四球で出塁させており、前回と変わらぬ背信の投球となった。

降板後、斎藤は球団を通じて「調子どうこうではなく結果的に失点してしまい、試合を作れませんでした。中継ぎ陣にも迷惑を掛け、またカードの初戦を任されたにもかかわらず、申し訳なかったです」とコメントした。

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