交流戦2勝9敗と絶不調の楽天。若き力で連敗脱出なるか

パ・リーグ インサイト

2018.6.12(火) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)PLM

6月12日、18時から楽天生命パークで行われる楽天と中日のカード初戦。楽天は前カードの対広島3連戦で計1得点と打線が沈黙。投手陣の好投も実らず3連敗を喫した。交流戦11試合ではわずかに22得点と低迷中の楽天。12日から始まる本拠地6連戦で意地を見せられるか。その初戦の見どころを挙げていく。
【昨季対戦成績】
楽天→1勝2敗、中日→2勝1敗

【楽天】古川投手 2試合、1勝1敗 10回、10奪三振、4失点 防御率3.60
【中日】山井投手 2試合、2勝0敗 15回、8奪三振、0失点 防御率0.00

楽天の予告先発は古川投手だ。前回登板の巨人戦では5回1失点8奪三振の投球を披露。プロ5年目で念願の初勝利をつかんだ。ここまで登板した2試合で力投を続け、先発ローテーションの一角に加わる古川投手。今季初先発となる本拠地のマウンドで、地元ファンにもその勇姿を見せることができるか。12日の投球に注目が集まる。

楽天は11日に山下選手、渡辺選手、内田選手、ペゲーロ選手の野手4名を登録抹消。3日間で1得点と苦しんでいる打線に大きなテコ入れをするとみられる。そんな不調の打線の中でも気を吐いている田中選手に注目したい。交流戦に入ってからチーム2位の打率.286、出塁率.348と奮闘を続けている。12日からの本拠地6連戦でチームを活気付ける活躍を見せられるか。若きスイッチヒッターの打棒に期待が高まる。

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