エンゼルスのティム・ミード広報部長がメディアの注目度に言及
エンゼルスの大谷翔平投手は開幕から投打の二刀流で活躍し、メジャー球界を席巻した。8日(日本時間9日)にグレード2の右肘内側側副靱帯損傷で10日間の故障者リスト(DL)入りとなったが、球団は改めて大谷の注目度の高さに驚きを見せている。敵地の地元紙「スタートリビューン」が伝えている。
記事では大谷のDL入りが発表された8日(同9日)の敵地ツインズ戦に多くの日本メディアがターゲットフィールドに集まったことを言及し「素晴らしい活躍を見せていた二刀流ルーキーが怪我の発表により一転した」と伝えている。
これまで大谷が活躍する度にメディアとの間に入ってきたエンゼルスのティム・ミード広報部長は「オオタニについて報道しているメディアの大半は、基本的に95%オオタニに注目している」と、日本から来たルーキーの注目度の高さを指摘している。
さらに同紙は、日本メディアの感心度が非常に高いことに言及。開幕から活躍し、大きな注目を集めた大谷に同広報部長も「ある時点で、我々は一歩離れて見た時に、これが歴史的なことだと認識するだろう。全国的に注目されている。間違いなく球界は大谷の成功を見てみたいだろう」と称賛している様子を伝えている。
また、記事では今回のDL入りによって日本メディアの多くが大谷が治療を行うカリフォルニアに戻るべきか、チームが試合を行うシアトルに行くべきか迷っていることもレポートしている。負傷という衝撃的なニュースで、”オオタニ狂想曲”にどのような変化が生まれるのか。米メディアも一斉に報じ、残念さをにじませているだけに、長期離脱とならないことを願いたいところだ。
記事提供: