痛恨のサヨナラ負け。交流戦優勝が遠のく手痛い連敗…

パ・リーグ インサイト

2018.6.10(日) 16:50

埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)PLM

東京ドームで行われた巨人と埼玉西武の3連戦最終戦。1勝1敗で迎えたこの試合は、序盤に埼玉西武が2点を奪われるも、すぐさま追い付き試合を振り出しに。その後、両先発の踏ん張りにより、同点のまま終盤の攻防を迎えるも、最終回の決定打を防ぐことができなかった。

1回、2回とウルフ投手がソロ本塁打を1本ずつ浴び、0対2と埼玉西武が2点ビハインドで迎えた3回表。7番・中村選手が四球を選ぶと1死から9番・ウルフ投手の犠打で2塁に進み、2死2塁の好機を作る。この場面で1番・秋山選手が左前へしっかり適時打を放ち、埼玉西武が1点を返す。

さらに4回表、1死から4番・山川選手の二塁打で得点圏に走者を置くと、5番・外崎選手がすかさず左前に適時打を運んで2対2の同点に。埼玉西武が試合を振り出しに戻した。

埼玉西武・ウルフ投手は持ち味のゴロを打たせる投球で巨人打線を翻弄。11個のゴロアウトを築く投球で7回106球、2失点と試合を作る。しかし5回以降、打線も巨人の先発・内海投手を捉えきれず、試合は2対2と同点のまま終盤に突入していく。

8回裏を2番手・ワグナー投手が無失点で切り抜けると、9回裏のマウンドには増田投手が上がる。しかし、先頭の岡本選手の打球が不運な内野安打となると、犠打の後の敬遠と内野安打で1死満塁と絶体絶命のピンチに。この場面で代打・大城選手に痛恨の一打を浴び、サヨナラ負け。昨日に続く終盤の失点で、このカード負け越しとなってしまった。

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