6月9日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと北海道日本ハムの2回戦。北海道日本ハムは3本塁打が飛び出すも、投手陣が踏ん張りきれず、3対4で横浜DeNAに敗戦。連敗を喫した。

初回は両軍無得点に終わり、試合が動いたのは2回表。1死から打席に入った北海道日本ハムの6番・横尾選手が横浜DeNA・濱口投手の投じた低めのスライダーを完璧に捉えると、打球は左翼席中段へ。「(横浜スタジアムでは)高校の時に日本代表の試合でホームランを打ったことがあったので良いイメージがありました」と言う5号おにぎり弾で、北海道日本ハムが幸先良く先制に成功した。

その後、横浜DeNAに逆転を許し、1対3で迎えた6回表。先頭の3番・近藤選手が右翼席ギリギリに飛び込む6号ソロをかっ飛ばし、1点差に詰め寄ると、続く4番・中田選手にも豪快な一発が。今度は左翼席上段まで運ぶキャプテンの14号ソロでスコアは3対3となり、主軸の2者連続弾で北海道日本ハムが同点に追い付いた。

しかし、7回裏。この回から登板したルーキー・西村投手が横浜DeNA打線に捉えられ、1失点。4対3と勝ち越しを許してしまう。その後、1点を追う北海道日本ハム打線は8回表に先頭打者を出して2死2塁の好機を作るも、あと1本が出ない。

最終回も横浜DeNA救援陣を打ち崩すことはできず、そのまま試合終了。横浜DeNAと北海道日本ハムの交流戦2戦目は、北海道日本ハムが3対4で接戦を落とし、2連敗を喫した。