中川圭太がサヨナラ打! オリックスが2年連続「SMBC日本シリーズ2022」出場を決める

パ・リーグ インサイト

2022.10.15(土) 21:25

オリックス・バファローズ 中川圭太(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 中川圭太(C)パーソル パ・リーグTV

 10月15日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第4回戦は、3対2でオリックスがサヨナラ勝利を収め、2年連続の「SMBC日本シリーズ2022」出場を決めた。

 オリックスの先発・山岡泰輔投手は、立ち上がりから制球力抜群の投球で相手打線を翻ろうし、3イニング連続で3者凡退に抑える。4回表は2死から連打で1、3塁のピンチを招いたが、デスパイネ選手を中飛に打ち取り先制点を許さない。

 山岡投手の好投に応えたい打線は4回裏、先頭の中川圭太選手が安打で出塁し、続く吉田正尚選手がスタンド上段へ2号2ラン。特大の一発で2点を先制した。

 5回からマウンドに上がった宇田川優希投手は、2イニングをパーフェクトピッチング。後を受けた山崎颯一郎投手は7回表、デスパイネ選手に同点2ランを被弾するも、2イニング目の8回表を3者凡退に抑える。

 続く9回表を阿部翔太投手が無失点でつなぐと、9回裏は1死から若月健矢選手が安打で出塁するなど、2死2、3塁のチャンスをつくる。この場面で、中川圭選手が三遊間を抜ける適時打を放ち、3対2で試合終了。

 勝利したオリックスは、山岡投手が4回2安打4奪三振無失点。吉田正選手が先制2ラン、中川圭選手には「SMBC日本シリーズ2022」出場を決めるサヨナラ打が生まれた。

 一方の福岡ソフトバンクは、デスパイネ選手が同点2ラン。この日30歳の誕生日を迎えた牧原大成選手も攻守で躍動したが、接戦をものにできず。2年ぶり日本一の夢が断たれた。

  123456789  計
ソ 000000200  2
オ 000200001X 3

ソ 和田毅-大関友久-泉圭輔-松本裕樹-藤井皓哉-●モイネロ
オ 山岡泰輔-宇田川優希-山崎颯一郎-○阿部翔太

文・高橋優奈

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