6月8日から東京ドームで行われる巨人対埼玉西武の3連戦の初戦。2008年、最後の日本一に輝いた思い出の舞台で、獅子はどのような戦いを繰り広げるか。交流戦開幕から、3カード連続で勝ち越しを決めている良い流れの中、今カードの注目選手を挙げていく。
【昨季対戦成績】
巨人→0勝3敗、埼玉西武→3勝0敗
【巨人】菅野投手 10試合、6勝3敗 77回、76奪三振、18失点 防御率1.99
【埼玉西武】菊池投手 7試合、6勝0敗 48回、51奪三振、18失点 防御率3.38
埼玉西武はエース・菊池投手にマウンドを託す。復帰登板となった6月1日の阪神戦では、6回無失点の好投で6勝目を挙げる貫禄の投球。直球も最速157キロを計測したが、今回の登板で改めて完全復活を印象付けたいところだ。また、対戦相手はセ・リーグを代表する右腕・菅野投手であるだけに、エースのプライドを懸けた投げ合いに注目が集まる。
埼玉西武打線では、前カード・横浜DeNA戦で大暴れしていたキャプテン・浅村選手に注目したい。5月後半の不調を払しょくするように、5日の試合では2本塁打、7日の試合でも1本塁打を放つなど打ちまくった。投手戦が予想されるだけに、頼れるキャプテンの一振りで一気に流れを呼び込みたい。
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