両チーム合わせて5本塁打の空中戦は、埼玉西武に軍配。3カード連続の勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2018.6.7(木) 21:25

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

6月7日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと埼玉西武の一戦。浅村選手と山川選手に2試合連続となるアベック弾が飛び出した埼玉西武が、激しい空中戦を制して3カード連続の勝ち越しを決めた。

1回表、2死1,2塁から5番・栗山選手が「いいスイングができた」という言葉通り、横浜DeNA・京山投手の変化球を完璧に捉えて3号3ランをかっ飛ばす。自慢の強力打線が、初回から先発の十亀投手に3点の援護をもたらした。

続く3回表も、浅村選手が12号ソロ。頼れるキャプテンの2試合連続となる一発で、埼玉西武のリードは4点に広がった。

4回裏に横浜DeNAに2点を返されて流れが傾きかけたものの、5回表には暴投と栗山選手の適時二塁打で追加点。リードを再び4点に戻すと、7回表には4番・山川選手が浅村選手と同じく2試合連続となる18号2ラン。点差を6点に広げた。

7回裏にまさかの満塁本塁打を浴びて8対7となり、一気に1点差に迫られるものの、9回表に1死から3番・浅村選手が適時打を放って貴重な1点をもぎ取る。

わずかなリードを持って迎えた試合終盤、埼玉西武救援陣が横浜DeNAの反撃を食い止めた。8回裏はワグナー投手、9回裏は守護神・増田投手が登板し、きっちりと締めて試合終了。横浜DeNAと埼玉西武の2戦目は、9対7で埼玉西武が勝利し、3カード連続の勝ち越しを決めた。

5番・栗山選手に始まり、3番・浅村選手、4番・山川選手にも2試合連続の本塁打が生まれるなど、打線が確実に調子を取り戻している埼玉西武。明日はエース・菊池投手の登板が予定されているだけに、今日のような打線の頼もしい援護を期待したい。

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