10月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第25回戦は、4対2で北海道日本ハムが勝利。59勝81敗3分の6位で2022シーズンの公式戦全日程を終えた。
北海道日本ハムの先発・根本悠楓投手は序盤3イニングを1安打無失点と上々の内容を見せる。しかし4回表、2死1塁の場面から中村剛也選手に12号2ランを被弾し、2点を先制された。
打線は直後の5回表、2本の内野安打と四球で2死満塁の好機を演出すると、2者連続の押し出し四死球で同点に追い付く。なおも満塁から、野村佑希選手が埼玉西武・宮川哲投手の代わり端を捉える2点適時打を放ち、勝ち越しに成功する。
援護を受けた根本投手は5回裏、四球と安打で招いた1死1、2塁のピンチを味方の好守備もあって無失点で切り抜けるなど、5回を2失点に抑えて後続にマウンドを託した。
継投に入った北海道日本ハムは6回裏を2番手・鈴木健矢投手が3者凡退。7回裏は長谷川威展投手が2死2塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、8回裏は河野竜生投手が3人で抑え込む。最終9回裏は北山亘基投手が3人で締め、4対2で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の根本投手が5回81球4安打2四球5奪三振2失点の内容で今季3勝目。後を受けた中継ぎ陣も無失点リレーでつなぎ、今季最終戦を勝利で飾った。
敗れた埼玉西武は5回表の4失点が最後まで響き、レギュラーシーズン最終戦で勝利ならず。一方で、2番手で登板した平良海馬投手はホールドをマークし、最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを確定。また、現役引退を表明していた十亀剣投手も7回裏に登板、空振り三振を奪って現役最終登板を終えた。
123456789 計
日 000040000 4
西 000200000 2
日 ○根本悠楓-鈴木健矢-長谷川威展-河野竜生-S北山亘基
西 エンス-平良海馬-●佐藤隼輔-宮川哲-十亀剣-公文克彦-スミス-森脇亮介
文・和田信
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