今宮健太の決勝打で福岡ソフトバンクがM2。東北楽天はBクラス確定

パ・リーグ インサイト

2022.9.29(木) 21:56

福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月29日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第24回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは1回表、1死から周東佑京選手が四球で出塁すると、すかさず盗塁。その後、柳田悠岐選手の四球などで2死1、3塁とし、デスパイネ選手の適時打で先制に成功する。続く牧原大成選手、今宮健太選手、グラシアル選手の連続適時打で4点を先取、主導権を握ったかと思われた。

 先発の森唯斗投手は、流れをつかみきれず。初回に1点を失うと、2回裏にも岡島豪郎選手の3号2ランで1点差に迫られ、2回途中3失点で降板。2番手・大関友久投手も3回裏に適時打で同点とされ、4対4で試合は中盤へ。

 打線は5回表、3番手・安樂智大投手から柳田選手の安打、デスパイネ選手の四球で勝ち越しの好機をつくる。すると2死1、3塁から今宮選手が適時打を放ち、1点を勝ち越す。

 1点を守りたい鷹は、継投に入った。5回途中から泉圭輔投手、6回以降は嘉弥真新也投手、松本裕樹投手、藤井皓哉投手がそれぞれ1イニングをつなぎ、最終回はモイネロ投手が締めて5対4で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、中盤に勝ち越した1点を守りきり、優勝マジックを「2」とした。敗れた東北楽天は、先発の瀧中瞭太投手が1回4失点で降板。序盤の4点差は追い付いたものの、あと一本が出ず。2022シーズンのBクラスが確定した。 

  123456789 計
ソ 400010000 5
楽 121000000 4

ソ 森唯斗-○大関友久-泉圭輔-嘉弥真新也-松本裕樹-藤井皓哉-Sモイネロ
楽 瀧中瞭太-鈴木翔天-●安樂智大-酒居知史-西口直人-宮森智志-宋家豪

文・鈴木海斗

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