立ち上がりから制球が定まらず、4回に大きく乱して1失点
エンゼルス大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦で今季9度目の先発マウンドに上がり、0-1で5回のマウンドに戻ったが、投球練習を終えたところで1人にも投げずに降板した。4回を4安打4奪三振3四球1失点(自責1)で5勝目には届かなかった。
立ち上がりから制球にばらつきが見られたこの日。初回、2回と走者を背負いながらも無失点に抑え、3回は3者凡退とした。だが、4回になるとさらに制球を乱し、2死二塁からゴードンに右前タイムリーで1点を先制される。さらに2四球で2死満塁としたが、最後はアルモンテを空振り三振で最少失点で切り抜けた。
5回もマウンドに戻り、投球練習を行ったが、ここでソーシア監督が登場。ナギー投手コーチらとマウンドで大谷の様子を確認すると、そのまま1球も投げずに降板。ベンチへ戻る大谷は、珍しく納得のいかない表情を浮かべた。この日は63球を投げ、ストライクはわずか33球だった。
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