9月22日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第24回戦は、13対5で千葉ロッテが勝利した。
Aクラス入りへ、これ以上負けられない千葉ロッテ。初回から打線がつながった。角中勝也選手の二塁打で1死2塁とすると、続く中村奨吾選手が適時打を放ち、1点を先制。さらに四球と安打で1死満塁から荻野貴司選手、山口航輝選手の連続適時打で3点を挙げ、4回表に山口選手が12号2ランを放った。6回表には角中選手が自身2年ぶりの1号3ランを放ち、9対1と試合を決定づける。
先発の美馬学投手は初回に1点を失ったが、以降は立て直し、持ち味の打たせて取るピッチングを披露。4回表には無死2、3塁のピンチを背負うも後続を打ち取り得点を与えない。結果的には、6回を投げ100球6安打1四球1失点でマウンドを降りた。
7回表には山口選手が外角低めの変化球をうまく運び、13号ソロをたたき込む。その裏、代打・野口智哉選手にプロ初となる2ランを浴びるなど点差を縮められたが、8回表2死1、2塁で山口選手が緩い変化球をスタンドへ。この日3本目の14号3ランで再び突き放した。
8回裏に1点を失うも千葉ロッテペースは変わらず。9回裏は益田直也投手が締め、両軍32安打の乱打戦を制した。今季最多となる18安打を放った打線では、山口選手が4安打3本塁打8打点、角中選手が3安打3打点と大暴れ。序盤から主導権を握った。
一方敗れたオリックスは山岡泰輔投手が3.2回77球7安打2四球1奪三振6失点と先発の役割を果たせず。リリーフ陣も追加点を奪われるなど、優勝争いの中で不安が残る手痛い1敗となった。
123456789 計
ロ 400203130 13
オ 100000310 5
ロ ○美馬学-唐川侑己-坂本光士郎-益田直也
オ ●山岡泰輔-黒木優太-村西良太-東晃平
文・山岡雄一郎
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