5月29日から始まった「日本生命セ・パ交流戦2018」では、好スタートを切ったチーム、上手くスタートを切れなかったチームが明確に分かれている。ここでは、1カード3試合となった2015年以降の交流戦で、1カード目を勝ち越したパ・リーグの球団が、どのような成績で交流戦を終えたのか見ていきたい。
3年連続で交流戦最高勝率に輝いた福岡ソフトバンクは、2015年から3年連続で1カード目を2勝1敗で勝ち越している。2016年の交流戦成績は広島に1勝1敗1分だったのみで、その他の5球団に勝ち越すなどこの期間における強さが際立つ。
2015年、福岡ソフトバンクは1位、千葉ロッテは5位。2016年は福岡ソフトバンクが1位、千葉ロッテが2位、北海道日本ハムが5位。2017年は、福岡ソフトバンクが1位、楽天が5位、オリックスが6位。1カード目を勝ち越したチームのほとんどは高順位につけ、勝率も全て5割を超えた。
この3年間で1カード目に勝ち越しながら、最終成績が勝率5割を越えなかった球団は、2015年オリックスの8勝10敗、2017年北海道日本ハムの8勝10敗の2例しかない。
今年は福岡ソフトバンク、埼玉西武、北海道日本ハム、オリックスが、1カード目を勝ち越した。この4球団は、交流戦の最終成績を好感触で終えることができるだろうか。
最初のカードを勝ち越したパ・リーグ球団の交流戦最終順位
【2015年】
・福岡ソフトバンク
順位:1位、12勝6敗
・千葉ロッテ
順位:5位、10勝8敗
・オリックス
順位::9位、8勝10敗
【2016年】
・福岡ソフトバンク
順位:1位、13勝4敗1分
・千葉ロッテ
順位:2位、12勝6敗
・北海道日本ハム
順位:5位、10勝8敗
・埼玉西武
順位:6位、9勝9敗
【2017年】
・楽天
順位:5位、10勝8敗
・オリックス
順位:6位、10勝8敗
・福岡ソフトバンク
順位:1位、12勝6敗
・北海道日本ハム
順位:9位、8勝10敗
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