9月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第25回戦は、6対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発はメネズ投手。初回は3人で抑える立ち上がりを見せたが、3回裏に安打と四球で1、2塁とされると、吉田正尚選手に適時打を浴びて先制を許してしまう。

　しかし5回表、細川凌平選手が四球を選び、上川畑大悟選手の安打で1、3塁として、松本剛選手の犠飛で同点に追い付く。さらに近藤健介選手も四球を選んでチャンスを拡大すると、清宮幸太郎選手が16号3ランを放ち、この回4得点で逆転に成功した。
　
　メネズ投手は6回裏のマウンドにも上がったが、途中で足の違和感を訴えて降板。2番手の吉田輝星投手に交代したところで、宗佑磨選手に5号ソロを被弾した。

　2点リードで迎えた8回表、谷内亮太選手が1号ソロで追加点を挙げると、細川選手の適時三塁打で4点差とする。直後の8回裏に1点を失うも、最終回は石川直也投手が無失点で締めて6対3で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発のメネズ投手が5.2回5安打2四球6奪三振1失点の好投で来日初勝利。5回表に清宮選手の3ランで逆転し、一時2点差まで詰め寄られるもリードを守り抜いた。一方敗れたオリックスは、吉田正選手が3安打2打点の活躍を見せるなど計10安打が生まれたが、つながりを欠いた。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ００００４００２０ ６
オ ００１００１０１０ ３

日 ○メネズ-吉田輝星-北山亘基-井口和朋-S石川直也
オ ●増井浩俊-村西良太-本田仁海-吉田凌-小木田敦也

文・北村彩実

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