9月15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第25回戦は、8対1で千葉ロッテが勝利。
千葉ロッテは2回裏、この回先頭の井上晴哉選手が安打で出塁すると、続く安田尚憲選手の第7号2ランで先制に成功する。3回裏には、荻野貴司選手の二塁打などで演出した2死満塁の好機で、安田選手が適時打を放ち2点を奪う。さらに4回裏、2死から高部瑛斗選手の安打などで2死1、2塁とすると、敵失により2点を追加。リードを6点に広げた。
一方の先発・美馬学投手は、初回を3者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。3回以降も毎イニング3人で抑える投球を披露し、得点を許さない。6回表には、平沼翔太選手の二塁打などで2死3塁とこの日初めて得点圏に走者を背負うも、後続を断ち切る。終盤に入ってもその勢いは止まらず、結局7回3安打7奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は7回裏、高部選手、中村奨吾選手の連打などで1死2、3塁とチャンスメイク。この場面で井上選手が適時二塁打を放ち、埼玉西武を8点差に突き放す。8回表を岩下大輝投手が無失点でつなぎ、9回表は廣畑敦也投手が登板。金子侑司選手に1号ソロを浴びるも最少失点に留め、8対1で試合は終了した。
勝利した千葉ロッテは、安田選手が先制2ランを含む2安打4打点の活躍。先発・美馬投手はテンポの良い投球でアウトを積み重ね、7回95球3安打7奪三振無失点と好投。埼玉西武打線を寄せ付けず、8勝目をマークした。
敗れた埼玉西武の先発・平井克典投手は、序盤から失点を許し、3回53球6安打1死球1奪三振4失点の内容。一方の打線は、相手先発・美馬投手を捉えることができず、計5安打1得点に終わった。
123456789 計
西 000000001 1
ロ 02220020X 8
西 ●平井克典-スミス-本田圭佑-森脇亮介-佐藤隼輔
ロ ○美馬学-岩下大輝-廣畑敦也
文・鈴木優菜
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