6月5日、東京ドームで行われた巨人と楽天の一戦。プロ2度目の先発に臨んだ古川投手が、5回1失点の好投で見事にプロ初勝利を飾った。
1回表、先頭の陽選手に二塁打を浴び、立ち上がりから得点圏に走者を背負ったが、気迫の投球で無失点で切り抜ける。以降も、走者こそ許しながらも要所で力のある直球が光り、巨人打線の得点を許さなかった。
5回裏に巨人・岡本選手の適時打で1点を失ったものの、続くピンチではマギー選手を全球直球で空振り三振。渾身のガッツポーズも飛び出し、プロ2度目の先発を5回98球6安打8奪三振3四球1失点でまとめた。
そんな5年目の22歳右腕を援護するべく、楽天は8回表に田中選手の適時打などでリードを3点に広げ、救援陣も巨人打線の反撃を許さない。最後はハーマン投手がリードを守り切って試合は4対1で楽天が勝利。古川投手は見事にチームの連敗を止める勝利投手となり、プロ5年目にして念願の初勝利をつかみ取った。
なお、楽天の投手でプロ初勝利を巨人戦で挙げたのは古川投手が初。ウイニングボールは奥さんにプレゼントすると言う。
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