9月13日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第22回戦は、9対0で福岡ソフトバンクが快勝した。
福岡ソフトバンクの先発・奥村政稔投手は初回、3者凡退に切って取る上々の立ち上がりを披露する。2回表は走者を出しながらも無失点に抑えると、3回表を3者凡退に切ったところで降板。3回48球1安打無四球無失点の投球内容で、救援陣に後を託した。
一方の打線は4回裏、2者連続四球で2死1、2塁から、中村晃選手がセンターへの適時打を放ち、先制に成功する。5回裏にも四球と犠打で1死2塁と得点圏に走者を進めると、周東佑京選手の適時二塁打で1点を追加。2点のリードを奪った。
打線は終盤も得点を重ねる。7回裏、周東選手の適時打、三森大貴選手の犠飛で2点を追加。8回裏には、無死満塁として今宮健太選手、三森選手の適時打が生まれるなど、猛攻で5得点を挙げた。
救援陣は、4回表から2番手に森唯斗投手が登板。3イニングをわずか1安打に封じると、7回表をレイ投手、嘉弥真新也投手で無失点に抑える。8回表からは2イニングを津森宥紀投手が無失点とし、試合を締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは終盤に打線がつながり、埼玉西武を一気に突き放した。周東選手が2安打3打点、牧原大選手が3安打、今宮選手が2打点の活躍。投げては、奥村投手、森投手が3イニングを1安打無失点。5投手で完封リレーを完成させた。
敗れた埼玉西武は、投手陣が乱調。先発の高橋光成投手が6回109球6安打5四球5奪三振2失点と粘投するも、救援陣が粘りきれなかった。打線は源田壮亮選手がマルチ安打も、つながりを欠き5安打無得点に終わった。
123456789 計
西 000000000 0
ソ 00011025X 9
西 ●高橋光成-水上由伸-公文克彦-佐々木健
ソ 奥村政稔-○森唯斗-レイ-嘉弥真新也-津森宥紀
文・谷島弘紀
関連リンク
・試合詳細/動画
・3打点の活躍! 周東佑京の動画
・森唯斗 動画/成績
・牧原大成 選手名鑑
・一軍の舞台を目指すルーキーたち。パの“今”を3分で振り返り
記事提供: