9月12日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第21回戦は、8対2で東北楽天が勝利し、カード初戦をものにした。

　東北楽天の先発は則本昂大投手。初回は無失点とするも、2回表に頓宮裕真選手の10号ソロを浴び、先制を許す。しかし打線は3回裏、1死から岡島豪郎選手が三塁打を放つと、相手の失策も絡んで一気に生還。同点に追い付いた。

　同点で迎えた5回裏、先頭・ギッテンス選手の安打を皮切りに2死満塁とチャンスを得ると、鈴木大地選手の2点適時打で勝ち越しに成功。6回裏には辰己涼介選手の適時三塁打と、太田光選手のセーフティースクイズで2点を追加する。

　7回裏には2死満塁からギッテンス選手に走者一掃の適時二塁打が生まれ、スコアは8対1に。8回表は西口直人投手が3者凡退に抑え、9回表は酒居知史投手が吉田正尚選手に16号ソロを浴びるも、大差変わらず8対2で試合終了。

　勝利した東北楽天は、先発の則本投手が7回4安打1四球9奪三振1失点の好投で、今季8勝目をマーク。打線は鈴木選手が勝ち越し打含む3安打2打点、辰己選手が2安打1打点、ギッテンス選手が2安打3打点を記録した。

　一方敗れたオリックスは、先発の宮城大弥投手が6回8安打無四死球6奪三振5失点（自責点2）の内容で、今季7敗目を喫した。打線も相手投手陣の前に6安打2得点に終わり、連敗となった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０１００００００１ ２
楽 ００１０２２３０Ｘ ８

オ ●宮城大弥-K-鈴木
楽 ○則本昂大-西口直人-酒居知史

文・成田理亮

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