近藤健介が先制打に決勝弾、通算1000安打達成の大活躍! 埼玉西武は3連敗

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2022.9.10(土) 17:48

北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月10日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第22回戦は、2対1で北海道日本ハムが勝利した。

 北海道日本ハムの先発は、伊藤大海投手。初回、3回裏こそ得点圏に走者を抱えたが、後続を締め無失点に抑える。埼玉西武打線を7回までわずか2安打に抑える好投を展開した。
 
 援護したい打線は初回、1死満塁の好機を得るが後続が倒れ無得点。以降は相手先発・松本航投手を攻略できず、こちらも7回まで2安打に封じ込められた。両先発の好投でスコアはゼロ行進。緊迫の投手戦は両軍無得点で終盤へ突入する。

 試合が動いたのは8回。北海道日本ハムは、2番手・平良海馬投手から1死1塁とすると、近藤健介選手がライトへ適時二塁打を放ち、ついに均衡を破った。直後の8回裏、愛斗選手の二塁打で久々に得点圏に走者を背負った伊藤投手。しかしここは源田選手を打ち取り、反撃を凌いだ。

 勝利目前の9回裏だったが、石川直也投手が2四球でピンチを背負うと、中村剛也選手に適時打を浴び、土壇場で試合は延長に突入した。終盤に大きく動いたこの試合。しかし、主役は第1打席で1000安打を放ち、先制打もマークした近藤選手だった。10回表、先制打の近藤選手が7号ソロを放ち、再び勝ち越しに成功。裏の反撃を振り切り、接戦を制した。

 勝利した北海道日本ハムは、先発の伊藤投手が8回113球3安打1四球5奪三振無失点の好投。打っては近藤選手が第1打席で自身通算1000安打を達成。さらには先制打と試合を決める一発をマークと大活躍。メモリアルな一戦に自身のバットで花を添えた。

 一方敗れた埼玉西武は、5安打と打線が沈黙。連敗は3に伸びた。先発の松本投手は7回106球2安打4四死球8奪三振無失点の好投も報われず。平良投手、増田達至投手とリリーフ陣の柱が打ち込まれ敗戦を喫した。

  12345678910 計
日 0000000101 2
西 0000000010 1

日 伊藤大海-石川直也-○井口和朋-ロドリゲス-S河野竜生
西 松本航-平良海馬-公文克彦-森脇亮介-●増田達至

文・小野寺穂高

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