8月29日、京セラドーム大阪で「鷹の祭典2022in大阪」が開催されました。毎年恒例の一大イベントも、この大阪でラスト。その模様をお届けします！

開場前から多くのファンが

　月曜日ですが、最終日とあってチケットは試合前時点でほぼ完売。開場前から多くのファンが集まり、あちこちで行列ができています。南海時代のユニフォームのグリーンを取り入れた会場限定の「大阪決戦」グッズもありました。

「もっと！もっと！もっと！ホワイト☆」配布グッズで一体に！

　まず入場すると、ユニフォームと応援フラッグ、試合後のセレモニーで使うルミカライトがもらえます。

　今年の「鷹の祭典」限定ユニフォームデザインは「もっと！もっと！もっと！ホワイト☆」。白をベースに鮮やかなブルーのストライプ、そして胸元のチームカラー「レボリューションイエロー」が目を引きます。アンダーシャツに同じイエローを使用している選手も。シンプルながらもすてきなデザインです。

　試合開始前には、これから始まる戦いに向けて応援フラッグの使い方をレクチャー。曲に合わせて会場全体がフラッグを振ると、一体感が生まれます。

　スタメン発表では、選手たちそれぞれの「夏の風物詩」とともに紹介。花火や海、セミなどのコメントが並びましたが、「パンツ一丁で寝ること（谷川原健太選手）」「クーラー（海野隆司選手）」と“珍回答”も。それぞれの個性が光りました。

「鷹の祭典」大阪限定グルメを堪能！

　さて、野球観戦にグルメは欠かせないもの。場内では明太子や地どりなど、福岡にちなんだ食材を使用したグルメが「鷹の祭典 2022 in 大阪」限定で登場しました。何を食べるか非常に悩みましたが……ここは「もっと！もっと！もっと！2022 はかた地どりのつくね丼」をチョイス。

　混雑していて買うまでに時間はかかりましたが、無事購入できました。つくねが柔らかく、タレとの相性も抜群。温玉やマヨネーズ、紅生姜で味を変えながら食べられます。しっかり食べてお腹も満足して、まもなく試合が始まります！

始球式には人気グループ「なにわ男子」のメンバーが！

　始球式にはソフトバンクのCMにも出演する人気アイドルグループ「なにわ男子」から、大橋和也さん、高橋恭平さん、長尾謙杜さんが登場。グループのリーダーで、福岡県出身の大橋さんがピッチャーを務めました。

　躍動感のあるフォームから投じられた球は見事ノーバウンドでキャッチャー・甲斐拓也選手の元へ。元気いっぱいに会場を盛り上げてくれました。

試合は今季初登板の奥村政稔投手が好投も……

　今日の対戦相手は千葉ロッテ。「鷹の祭典 2022」初戦の東京ドームでは敗れた相手でもあり、リベンジといきたいところでしたが、残念ながら敗戦となってしまいました。

　先発の奥村政稔投手は初回に先制こそ許しますが、5回1失点の好投。打線も野村勇選手とデスパイネ選手のタイムリーですぐさま逆転したものの、その後は得点できず。終盤にかけて逆転を許し、2対3で接戦を落としました。

最後は光のセレモニーで閉幕

　試合は負けてしまいましたが、セレモニーのために多くのファンが残っていました。場内暗転後、合図で一斉にルミカライトを灯すと、観客席は白一色に。

　マスコットのハリーホークとハニーホークをはじめ、ホークファミリーも勢ぞろいでセレモニーを盛り上げます。最後はスローガンの「もっと！もっと！もっと！」に合わせたポーズで一体となり、「鷹の祭典2022in大阪」は閉幕となりました。

　今年で17年目となった「鷹の祭典」。今季の成績は1勝8敗と、なかなか勝てない試合が続いてしまいましたが、ファンの熱い応援は選手にも伝わったことでしょう。シーズンもいよいよ勝負の9月。ホークスのもっと！もっと！もっと！な快進撃に期待しましょう！

文・丹羽海凪

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