9月8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第17回戦は、10対2で千葉ロッテが勝利した。
試合は序盤から投手戦の様相を呈した。千葉ロッテの先発・美馬学投手は安定したピッチングで、5回まで相手打線をわずか2安打に封じる。一方、来日初先発となった北海道日本ハム・メネズ投手も四死球などで走者を許しながらも、無安打投球。0対0で試合を折り返した。
千葉ロッテは6回裏、2番手・吉田輝星投手から松川虎生選手にチーム初安打が生まれる。犠打などで2死2塁として高部瑛斗選手がレフトへ打球を運び、松川選手が一気にホームイン。ついに均衡を破った。
美馬投手は7回表を3者凡退に切り、7回3安打1死球8奪三振無失点で降板。7回裏には1死満塁とチャンスを得て、松川選手の犠飛で追加点を挙げる。しかし8回表、ゲレーロ投手が制球を乱して2失点。同点となりなおも2死満塁のピンチだったが、ここは唐川侑己投手が食い止めた。
打線は8回裏、1死から高部選手が出塁すると、続く中村奨吾選手が11号2ランを放ちすぐさま勝ち越し。さらに岡大海選手、角中勝也選手、荻野貴司選手、高部選手と適時打が生まれ、この回一挙8点を奪った。大差となって迎えた9回表は、オスナ投手が難なく締めて試合終了。
千葉ロッテは先発の美馬投手が好投。打線は相手先発・メネズ投手に苦戦を強いられたが、リリーフ陣を攻略して勝利をつかんだ。高部選手が3安打3打点を記録している。敗れた北海道日本ハムは、メネズ投手が5回無安打無失点。しかし打線が散発4安打と援護できず、救援陣も振るわなかった。
123456789 計
日 000000020 2
ロ 00000118X 10
日 メネズ-吉田輝星-河野竜生-北山亘基-玉井大翔-●堀瑞輝-古川侑利
ロ 美馬学-ゲレーロ-○唐川侑己-オスナ
文・丹羽海凪
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