9月8日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第21回戦は、7対3で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発は、5月18日以来の一軍のマウンドとなる涌井秀章投手。立ち上がりの1回裏、柳田悠岐選手に17号2ランを打たれて先制点を許す。
打線は4回表、浅村栄斗選手と島内宏明選手の連打で1死2、3塁のチャンスをつくると、鈴木大地選手の犠飛で1点を返す。さらに、茂木栄五郎選手の7号2ランで逆転に成功すると、マルモレホス選手の7号ソロで1点を加え、4対2と試合をひっくり返した。
打線の援護を受けた涌井投手は、淡々とアウトを重ねていく。5回裏と6回裏は2イニング連続で3者凡退に退ける投球を披露した。すると打線は7回表、山崎剛選手の3号ソロで1点を加え、リードは3点に広がった。
投手陣は7回裏から宋家豪投手が登板。3者凡退に抑える好投を見せると、打線は8回表にも太田光選手の2点適時二塁打で2点を加える。8回裏に1点を返されるが、4点差で迎えた9回裏は松井裕樹投手が登板。前日の試合で本塁打を許した中村晃選手をレフトフライに打ち取るなど、3者凡退に抑えて試合終了。
勝利した東北楽天は、先発した涌井投手が6回86球3安打3四球2奪三振2失点の粘投で、5月4日以来となる今季4勝目。打線は茂木栄五郎選手の逆転弾など、3本塁打で得点を重ねた。一方の敗れた福岡ソフトバンクは、柳田選手が先制2ランを放つなど3打点の活躍を見せたが、投手陣が踏ん張れなかった。
123456789 計
楽 000400120 7
ソ 200000010 3
楽 ○涌井秀章-宋家豪-西口直人-鈴木翔天-松井裕樹
ソ ●レイ-泉圭輔-嘉弥真新也-松本裕樹-甲斐野央-奥村政稔
文・木村圭
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