9月7日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第24回戦は、7対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、先頭の荻野貴司選手が安打で出塁。犠打と四球で後続も続き、1死1、2塁の好機をつくる。ここで、山口航輝選手に10号3ランが生まれ、3点の先制に成功。3回表には、井上晴哉選手がレフトスタンドへ飛び込む5号ソロを放ち、1点を追加する。
先発の佐藤奨真投手は、緩急を生かした投球で、序盤3回まで完璧な投球を披露。4回裏に、この試合初安打を浴びて1点を失うも、5回裏を3者凡退に打ち取って降板。5回55球2安打無四死球2奪三振1失点の投球内容だった。
千葉ロッテは、中盤も得点を重ねていく。5回表には、2死2塁から安田尚憲選手の適時二塁打で1点を追加する。6回表には、連打で2死1、2塁の好機をつくり、井上選手の適時二塁打で2点を追加。7対1と突き放した。
後をうけた救援陣は、6回裏を西野勇士投手、7回裏から2イニングを岩下大輝投手が無失点でつなぐ。9回裏には廣畑敦也投手がマウンドへ上がり、無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは投手陣が好投。先発の佐藤奨投手が5回1失点で試合をつくると、救援陣も無失点リレーで相手打線を寄せ付けなかった。打線もつながり、14安打7得点と爆発。山口選手が2安打3打点1本塁打、井上選手が3安打3打点1本塁打、安田選手が2安打1打点の活躍だった。
敗れた埼玉西武は、先発の隅田知一郎投手が4回7安打3四球4失点など、投手陣が乱調。打線も散発3安打とつながりを欠いた。9回表に登板した佐々木健選手は、1イニングを3者凡退に切って取る好投を披露している。
123456789 計
ロ 301012000 7
西 000100000 1
ロ ○佐藤奨真-西野勇士-岩下大輝-廣畑敦也
西 ●隅田知一郎-宮川哲-本田圭佑-ボー・タカハシ-佐々木健
文・谷島弘紀
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