◇東北楽天対北海道日本ハム 第22回戦(4日・楽天生命パーク宮城)
北海道日本ハムの谷内亮太選手が、攻守に躍動した。
まずは0対0で迎えた3回表、1死1、2塁で打席が回ると、カウント2-2からの5球目を逆らわずに右中間へ運ぶ。これが適時二塁打となり、走者2人が生還。好投を続けていた加藤貴之投手に先制点をプレゼントした。
さらに二塁の守備でも好プレーを見せた。6回裏、一二塁間を抜けそうな当たりを横っ飛びで捕球。倒れ込みながら一塁手・杉谷拳士選手に素早く転送し、俊足・西川遥輝選手をアウトにした。
谷内選手は、プロ10年目の31歳。今季は先発出場の機会も増え、打率は.232も、勝負強さを発揮している。守備だけでなく打撃でも存在感を示し、チームの期待に応え続けたい。
◇谷内選手 コメント(3回表 2点適時二塁打)
「加藤に勝ちをつけたいという気持ちだけです。引き続き、打順に関係なく、自分のやるべきことを地道にやっていきます」
文・谷島弘紀
・「パ・リーグ.com」ではパ・リーグのニュースを更新中!
・本日の試合詳細/動画はこちら
記事提供: