埼玉西武は6月3日に阪神とのカード最終戦を戦ったが、元虎戦士の榎田投手が古巣相手に7回3失点と力投。これで広島、阪神というセ上位チームとの3連戦をともに勝ち越した。5日からは、敵地で横浜DeNAとの3連戦を迎える。ではその初戦の見どころを挙げていこう。
【昨季対戦成績】
横浜DeNA→1勝2敗、埼玉西武→2勝1敗
【横浜DeNA】ウィーランド投手 5試合、2勝2敗 30.1回、26奪三振、13失点 防御率2.67
【埼玉西武】カスティーヨ投手 9試合、3勝3敗 49回、34奪三振、25失点 防御率4.59
埼玉西武の予告先発はカスティーヨ投手。前回登板となった5月29日の広島戦では5回3失点だったが、約1カ月ぶりの3勝目をマークした。来日当初は与四球の多さに苦しんでいたが、前回の広島戦では四球1個、その前の3試合も2個ずつと、徐々に制球が落ち着きつつある。5日の試合でも安定した投球で自身初の連勝を手繰り寄せたい。
埼玉西武打線では、3日の試合で勝負を決定付ける2点適時打を放った金子侑選手に注目だ。交流戦に入ってから6試合中3試合でマルチ安打を記録しており、交流戦の打撃成績は21打数9安打、リーグ2位の打率.429、出塁率.520と、下位打線ながら存在感を発揮している。この試合でも、攻守にわたり獅子打線を盛り立てることができるだろうか。
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