9月2日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第20回戦は、1対0でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・山崎福也投手は、初回に安打からピンチを招いたものの、2回以降は緩急を自在に操る投球で相手打線に的を絞らせない。
山崎福投手の投球に応えたい打線だったが、千葉ロッテ先発・佐々木朗希投手の前に4回まで無安打に抑え込まれる。しかし5回表、先頭の頓宮裕真選手が死球を受けて出塁すると、続く宗佑磨選手が初安打を放ち、チャンスメイク。1死1、3塁となって、伏見寅威選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、待望の先制点をもぎ取る。
山崎福投手は5回限りで降板し、6回からは2番手で山崎颯一郎投手が登板。力強い直球を武器に6回裏、7回裏をそれぞれ3人で抑えると、8回裏は2死2塁のピンチをしのいでリードを保つ。
そして迎えた最終回には阿部翔太投手がマウンドへ。先頭の山口航輝選手に二塁打を浴びたところから1死3塁のピンチを招いたものの、2者連続三振で締め、1対0で試合終了。
勝利したオリックスは、先発の山崎福投手が5回88球2安打3四球5奪三振無失点の好投で今季5勝目。2番手の山崎颯投手も3回1安打2奪三振無失点と好リリーフを見せた。打線はわずか4安打に終わるも、少ないチャンスをものにして佐々木朗投手を攻略し、中嶋聡監督の復帰戦を白星で飾った。
一方の千葉ロッテは、先発の佐々木朗投手が9回97球4安打2四死球9奪三振1失点と好投するも、打線が援護できなかった。
123456789 計
オ 000010000 1
ロ 000000000 0
オ ○山崎福也-山崎颯一郎-S阿部翔太
ロ ●佐々木朗希
文・和田信
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