◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第19回戦(31日・PayPayドーム)
千葉ロッテの小川龍成選手が好判断を見せ、変則的な併殺を奪う場面が生まれた。
1回裏、先発の石川歩投手は1番・今宮健太選手に出塁と盗塁を許し、いきなり無死2塁のピンチを背負う。ここで2番・野村勇選手が放った打球は、ショートを守る小川龍成選手のもとへ。小川選手はまず、2走の今宮選手を二三塁間の挟殺プレーでアウトに。さらにすぐさまセカンドベースへ送球し、打者走者もアウトにした。
この好判断を見せた小川選手は、7月下旬に一軍に再昇格し8月からはスタメンとしての出場機会も増えてきた。遊撃手の定位置が定まらないなか、若手から頭一つ飛び出しつつある。
文・小野寺穂高
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