◇オリックス対埼玉西武 第23回戦（27日・京セラドーム大阪）

　オリックスの宮城大弥投手が、プロ入り初の完封勝利をマークした。

　宮城投手は初回から2イニングを3者凡退に抑える、素晴らしい立ち上がりを披露。3回に1死から連打で1、2塁のピンチを迎えるも、後続を断ち得点を与えず、5回まで相手打線を2安打無失点に抑える。

　打線から6点の援護を受けた宮城投手は、後半も安定した投球を見せ、8回まで102球3安打無失点に。そして9回表のマウンドに上がると、1死から安打で走者を出すも後続を打ち取り、9回118球4安打無四死球3奪三振無失点でプロ初の完封勝利を記録した。

　宮城投手は昨シーズン13勝を挙げ、新人王を獲得したが完投・完封勝利は「0」だった。2年連続の2桁勝利達成へ、次回登板でも好投に期待したい。

文・成田理亮

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