【ファーム】平沢大河が勝ち越し打! 後半に打線が奮起した千葉ロッテが勝利

パ・リーグ インサイト

2022.8.26(金) 22:34

千葉ロッテマリーンズ・平沢大河選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・平沢大河選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月26日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第14回戦は5対3で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発は秋山正雲投手。初回と2回裏は走者を背負いながらも無失点に抑えるが、3回裏に武藤敦貴選手に本塁打を許し、先制点を与えてしまう。そして5回裏にまたしても武藤選手に安打を打たれ、2死3塁となったところで降板。後を託された中村稔弥投手が三振に切って無失点で切り抜けた。

 前半5回までは2安打と沈黙していた打線は6回表、角中勝也選手と西川僚祐選手の連打で1死1、3塁とする。すると福田光輝選手が放った内野ゴロが野選となり、同点に追い付いた。

 7回表には山本大斗選手が死球で出塁すると、藤原恭大選手が安打でつなぎ、平沢大河選手の適時打で勝ち越しに成功する。続く角中選手は併殺に打ち取られたかに思われたが、遊撃・入江大樹選手が1塁送球を悪送球。その間に2塁走者が生還し、さらに1点を追加した。

 9回表には平沢選手と角中選手の適時打で2点を追加。4点リードで迎えた9回裏は、土居豪人投手がマウンドに上がったが、4つの四球を与え押し出しで1点を失う。1死満塁のピンチで代わった東妻勇輔投手は伊藤裕季也選手に適時内野安打を許したものの、この1失点にとどめ、5対3で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、後半に打線が奮起し藤原選手が3安打、平沢選手と角中選手が2安打2打点の活躍を見せた。一方敗れた東北楽天は、最終回に満塁の好機を得るも、逆転とはならなかった。なお、先発した泰勝利投手は公式戦初登板。1回を無安打2四球1奪三振無失点の内容だった。

  123456789 計
ロ 000001202 5
楽 001000002 3

ロ 秋山正雲-○中村稔弥-国吉佑樹-八木彬-土居豪人-S東妻勇輔
楽 泰勝利-松井友飛-渡邊佑樹-津留崎大成-●福山博之-内間拓馬-寺岡寛治-佐藤智輝

文・北村彩実

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